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【プロペシアのメリットと副作用】やめてよかった体験談とミノキシジルとの組み合わせについて解説

"プロペシアを使用しているが、その副作用について不安を感じてい。 あるいは、ミノキシジルとの併用について興味があるけど、その効果とは具体的に何なのでしょうか?

そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、プロペシアの効果と副作用について詳しく解説します。

さらに、実際にプロペシアを使用し、その後やめてみて変化があった私の体験談もご紹介します。そして、プロペシアとミノキシジルとの併用についても詳しく解説します。

皆さんがプロペシアとミノキシジルの使用を検討する際の参考になれば幸いです。それでは、一緒にこれらの薄毛治療について詳しく見ていきましょう!

プロペシアとは

プロペシアは、薄毛治療薬の一つで、男性型脱毛症(AGA)の進行を遅らせる働きがあります。

その主成分はフィナステリドというもので、テストステロンが脱毛を引き起こす物質、DHT(ジヒドロテストステロン)に変化するのを防ぎます。

DHTは薄毛の主な原因とされており、その生成を抑えることで薄毛の進行を遅らせることができます。

プロペシアは1日1回、1錠を経口摂取する形で使用します。

通常、治療効果を実感するまでには3ヶ月から半年程度の時間が必要とされています。そして、プロペシアは一部の人に副作用を引き起こす可能性があります。

プロペシアの3つのメリット•効果

プロペシアには3つの効果・メリットがあります。

脱毛の抑制

プロペシアの主な効果は脱毛の抑制です。

プロペシアは男性ホルモンであるテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを阻害します。DHTが頭皮の毛乳頭細胞に過剰に作用することで脱毛が進行しますので、その生成を抑えることで脱毛を抑制する効果があります。

髪の再生

一部のユーザーにおいて、プロペシアの服用は薄毛部分の髪の再生を促す効果があります。

これは、プロペシアがDHTの生成を抑制することで毛乳頭細胞の健康を維持し、髪の成長を促すからです。

AGAの進行抑制

長期間にわたるプロペシアの使用は、AGAの進行を遅らせることが確認されています。

これはプロペシアがDHTレベルを下げ、その結果、毛髪の成長サイクルが正常化するためです。

したがって、プロペシアは単なる一時的な解決策ではなく、長期的な脱毛症治療として有効です。

プロペシアの副作用

しかし、全ての薬には副作用があり、プロペシアも例外ではありません。

一部の男性では

  • 性欲減退
  • 勃起不全 
  • 精液の量の減少
  • 乳房の腫れや痛み
  • 乳汁分泌
  • うつ病、不安

などの副作用が報告されています。

最も報告される副作用は性的なもので、性欲減退、勃起障害、精液量の減少などが挙げられます。

これらの副作用は服用を中止すれば大抵は消えますが、稀に長期的に続くケースもあります。

また、フィナステリドが前立腺癌のリスクを高める可能性があるという研究もありますが、その関係はまだ明らかになっていません。

プロペシアと癌の関係

プロペシア(フィナステリド)と癌の関係については、一部の研究で示唆されていますが、その関連性は完全に解明されているわけではありません。

注意ポイント

特に注目されているのは前立腺癌との関連です。

プロペシアの主な作用は、テストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)に変換する酵素の働きを阻害することで、これが薄毛の進行を抑える役割を果たします。

しかし、DHTは前立腺の成長にも影響を与えるため、DHTを阻害するプロペシアは前立腺癌のリスクに影響を与える可能性があるとされています。

一部の長期的な研究では、プロペシア使用者は高度な前立腺癌を発症するリスクがやや高いという結果が出ていますが、一方で全体の前立腺癌リスクは低下するという報告もあります。

したがって、この点については医学的な見解が分かれています。

プロペシアが癌のリスクに及ぼす影響について科学的なエビデンスはないので用量用法さえ守れば、安心して使用できます。

プロペシアとザガーロ(デュタステリド)の違い

プロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)は、どちらも男性型脱毛症(AGA)の治療に使用されますが、その作用の仕組みや効果には違いがあります。

フィナステリドとデュタステリドはどちらも5α-リダクターゼ阻害薬と呼ばれます。

これは、男性ホルモンであるテストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)に変換する酵素の働きを抑える働きがあります。

DHTが過剰になると、髪の成長期が短くなり、髪が細く、短くなり、最終的には脱毛につながります。

その点で、フィナステリドとデュタステリドは異なるタイプの5α-リダクターゼ酵素を阻害します。

フィナステリドはタイプ2のみを阻害し、デュタステリドはタイプ1とタイプ2の両方を阻害します。

その結果、デュタステリドはDHTの生成をより強く抑えることができ、フィナステリドより効果的な治療となる可能性があります。

しかし、それぞれの薬の副作用の可能性も考慮する必要があります。

注意ポイント

フィナステリドとデュタステリドは、性欲減退、勃起不全、精液の量の減少などの性的な副作用を引き起こす可能性があります。

デュタステリドの副作用はフィナステリドよりも強く、また持続する可能性があります。

そのため、これらの薬を使用する際は、効果と副作用のリスクをよく理解し、治療を行うことが非常に重要です。

基本的にはプロペシアで治療効果がなかった男性はザガーロを使用するケースがほとんどです。

AGA治療ではミノキシジルとの組み合わせがベスト

AGAの治療には、プロペシアとミノキシジルという2つの薬を組み合わせることが推奨されています。

ポイント

プロペシアが脱毛の進行を遅らせる一方で、ミノキシジルは髪の成長を刺激します。

両薬剤の作用機序が異なるため、併用することでそれぞれの効果を最大限に引き出すことが可能となります。

プロペシアをやめた私の実際の体験談

ここで、実際にプロペシアをやめた私の体験談をご紹介します。

私が初めてプロペシアを使い始めたのは、薄毛が進行してきたからです。

最初の3ヶ月は効果がありませんでしたが、その後徐々に生え際などに産毛が生え始めるようになりました。しかし、その頃から副作用が現れ始め、特に勃起不全や性欲減退が目立ち始めたのです。

私はこれらの副作用に悩まされ、一度はプロペシアの服用を止めました。

その結果、副作用は出なくなったので“プロペシアをやめてよかった“と始めは感じましたが、

薄毛がさらに進行するという、逆効果を引き起こしました。

私はこれに大変ショックを受け、再度プロペシアを試すことを決意しました。

ただ、再度始めるにあたり、副作用を避けるためにプロペシアの用量を半分に減らすことにしました。

さらに、効果を高めるためにミノキシジルも併用することに決めたのです。

用量を減らしたこと、そしてミノキシジルを併用したことで、前回とは全く違う結果が得られました。

副作用は全く出ず、さらに驚いたことに、以前よりも多くの髪が生えてきたのです。私のハゲは徐々に治っていき、以前の自分を取り戻すことができました。

ポイント

私の経験から言えることは、副作用があっても一度用量を減らすことで解決できる可能性があるということ、そしてミノキシジルを併用することでさらなる効果が期待できるということです。

私の体験が、同じように薄毛に悩んでいる方々の参考になれば幸いです。

本記事のまとめ

プロペシアは、AGAの治療に広く用いられる薬であり、その効果は科学的に証明されており、非常に高く評価されています。

しかし、性欲減退や勃起障害などの副作用が報告されており、その副作用は必ずしも無視できるものではありません。副作用が現れた場合、医師の指導のもとで減薬や中止を検討した方が良いでしょう。

また、フィナステリドと前立腺癌の間の関係性も一部で指摘されていますが、そのリスクはまだ完全には明らかになっていません。

同時に、AGA治療の一環としてミノキシジルとの併用が推奨されることがほとんどです。

ミノキシジルは血流を改善し、髪の成長を促進します。そのため、プロペシアとの組み合わせにより、より良い治療結果が期待できます。

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